福井県の行政書士事情について

開業日記

現在、福井県にて行政書士登録申請を行っています。

各所で言われている事ではありますが、登録、開業にあたり、最も重要なのがマーケティングだと思って準備を進めています。

登録しても直ぐに仕事が処理しきれないくらい来るなんてことは考え辛いですからね。

マーケティングの一環として、当然ながら同業者=ライバルともなる福井県の行政書士業界について、できる限り調査をしたのですが、田舎故なのか他の都道府県と比べると結構特徴的なのかなと思いました。

まず、福井県内の行政書士登録者数ですが、2024年4月1日時点で329人となっています。

この数字が多いのか少ないのか他と比較してみると下記の通りとなりました。

※2024年4月1日時点 日本行政書士会連合会のデータを引用

絶対数は比べるまでもありませんが、人口比で見てみると、以外にも大阪や愛知よりも福井のほうが多いという事になります。

それにしても東京は絶対数、人口比どちらも圧倒的ですが。

また、既に県内でご活躍されている先生数名にお聞きしたところ、県内の行政書士約300人の内、約半数が専業で残りの半数が他士業や他事業との兼業とのことです。

これについては多い少ないの比較が出来ないのですが、思っていたよりも兼業が多いなと感じました。

ここからが調査したりお聞きしたりした中で感じた特徴的なところなのですが、福井県は他の都道府県と比較して、圧倒的に集客に関してネットを活用されている方が少ない印象です。

HP自体はあってもあまり更新されていないか、更新が止まっている場合が多く、HPを持っていない方も多くいるようです。

SNSに関しては全くと言っていいほどアカウントを見つけることができませんでした。

(匿名でやられている方はいらっしゃるのかもしれませんが)

昨今は非常に便利な世の中になり、行政書士の集客や実務についても有益な情報をSNSやYouTubeで発信して下さっている先生方がたくさんいらっしゃいます。

その中ではほぼ全員と言っていいほど、SNSやネットの重要性を口にされており、福井の現状とは大きなギャップがあるというのが現状だと思います。

もちろん都市部と地方では前提条件などが違うとは思いますが、それにしても差が大きいなと。

なぜこういう現状なのかというのは自分自身が実際に身をおいてみて初めて分かる部分もあると思うので、その点については今後検証を深めたいと思います。

私自身はこれからの時代、ネットでの集客はマストだと考えていますし、こういう状況であれば逆にチャンスとも考えています。

まずは、福井で一番ネット集客ができる行政書士を目指してみようと思います。

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